フレネミーとは。友達のふりをした敵の話
3秒でいうと
「友人(friend)+敵(enemy)」の造語で、表面上は親しくするけど実は敵対的な行動を取る相手や関係のこと。近ごろTikTokなどで若い世代の間にふたたび広がっている様子があります。
概要
フレネミーは、友人のふりをしながら実は敵対的な行動を取る相手のことです。褒め言葉に棘がある、成功したときだけ冷たくなる、陰ではボロカスに言っているらしい──そういう相手のことを指します。 語源は1950年代のアメリカで、コラムニストがソ連について書いた文章で使ったのが最初という説がよく知られています(諸説あり)。その後、2000年代の海外ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』や『ゴシップガール』などで広まり、SNS時代にふたたび注目されるようになりました。 日本では2015年ごろに流行語として話題になったとされ、2019年度の『現代用語の基礎知識』に掲載されたとされています。2026年ごろ、TikTokなどの動画プラットフォームで若い世代の間にふたたび広がっている様子があり、「モヤモヤしていた人間関係に名前がついた」という感覚での共感が広がっていると見られます。
きっかけ・経緯
語源については諸説あります。最古の記録としてよく知られているのは1953年で、アメリカのコラムニストがソ連について書いた文章で使ったというものです。 その後の娯楽作品への登場について、2000年代の海外ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』や『ゴシップガール』などで頻繁に使われ、アメリカのセレブ文化やティーン向けコンテンツで定着していきました。 日本への広がりは比較的遅く、本格的にはSNS普及とともに2010年代に広がったとされています。2026年ごろ、TikTokやYouTubeショート動画でふたたび話題になっている様子が確認されています。
なぜ話題か
- モヤモヤの言語化:「なんか嫌なやつ」で終わっていた違和感が、「フレネミー」という言葉でスッキリ整理される感覚が共感を生んでいます。
- 表面上の付き合いが増えた時代:深く付き合わない相手が増えた分、「友達でも敵でもないけど何か疲れる」ポジションの人が身近に増えていて、言葉がはまりやすくなっている面もありそうです。
- 言葉でモヤモヤを仕分けする傾向:MBTI診断などと同様に、自分の気持ちを守るために言葉でラベリングする動きと重なっています。完全に関係を断てない相手(同僚やママ友など)との距離を心の中で調整するツールとして機能している様子があります。
- 身近な事例の多さ:職場、学校、ママ友グループなど、「友達のふりして地味に心を削ってくる相手」が多くの人の周りに実在することが、共感の広がりを後押ししていると見られます。
反応の分かれ方
モヤモヤしていた関係に名前がついてスッキリした、自分の周りにこういう人がいたと気づいた、という反応が多く見られます。褒めながら一言余計なことを言われたり、成功時だけ反応が冷たくなったりする経験が「あるある」として広がっています。
「あの人はフレネミーだ」とラベリングすることで、心理的な距離を取りやすくなったという声もあります。避けられない相手との関係を整理するのに役立てている人もいる様子です。
フレネミーの特徴が「相手の善意に見える行動」であるだけに、単なるコミュニケーションの不器用さや本人の悩みを見落とすリスクを指摘する声もあります。人を簡単にラベリングすることへの違和感も出ています。
参考情報
話題の背景を確認するために参考にしたページです。
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観測情報
最終更新: 2026/6/26
信頼性: 推定あり
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